2017年3月31日金曜日

平スキー場・日本国新潟県

今回取り上げるスキー場は、平スキー場です。
「平」は「だいら」と読みます。
日本国新潟県佐渡市金井新保に位置します。
つまり、佐渡島ですね。
オーナーは佐渡市で、佐渡スキー協会が運営しています。

このスキー場に、島内初のチェアリフトが新設されます。
新潟日報の記事を紹介します。

<引用開始>
佐渡市は2017年度、市営平(だいら)スキー場を約30年ぶりに大規模改修する。
ロープにつるされた器具につかまって登るハンガーリフトに代わり、座って移動
できるペアリフト1基を新設。利用客が休憩できる管理棟も建設する。
初心者でも利用しやすい施設にすることで、小中学校のスキー授業での活用を促し、
子どもたちの冬場の健康増進を図る。
市によると、15年度の利用客は約1100人。市は17年度一般会計当初予算案で、
スキー場の整備に約1億6500万円を計上した。新設するペアリフトは全長約330
メートルで、総工費が約1億2400万円。5月から工事を始め、来シーズンの営業開始
までには完成させる予定だ。島内のもう一つのスキー場、ワンダーバレーさど
(吉井本郷)もハンガーリフトのため、島内初のペアリフトとなる。
管理棟は木造平屋建てでペアリフトの降り口付近に建設する。用具のレンタル受付
や休憩スペースを兼ねる。
平スキー場は1970年代に住民有志が出資し、オープン。85年に旧金井町営となった。
82年から86年にかけてハンガーリフト3基と管理棟が建設されたが、老朽化が
進んでいた。
昨年8月には、スキー場を管理する佐渡スキー協会が三浦基裕市長らにペアリフトの
新設を求める要望書を提出。要望書では、ロープにつるされた器具につかまって登る
ハンガーリフトは初心者にとって乗り降りが難しく、「リピーターが増えない大きな
要因となっている」と指摘。座って移動できるペアリフトの新設を求めた。
市によると、2016年度にスキー授業で平スキー場を利用した小中学校は5校。
市社会教育課は「ペアリフト新設により、20校前後まで増やしたい」としている。
平スキー場の川嶋和幸管理人(46)は「ハンガーリフトは危険で、お客さんからも
ペアリフトの新設を求める声が出ていた。初心者に優しいスキー場にしたい」と
話している。
<引用終了>

地域の雇用維持やスポーツ振興の為に必要との納税者の理解を得れば、スキー場
への税金投入は問題ありません。

ですが、私、ちょっと疑問がわきました。
言うまでもなく、私は島外のスキーヤー。
なので島内事情は全く分からないのですが……

佐渡市にあるもうひとつのスキー場、民営のワンダーバレーさど側は、この事業に
対する反発は無いのでしょうか??(´・ω・`)
一方が税金でリフト新設されたら、民業圧迫に思えるのですが??
スキー授業でワンダーバレーさどを利用してる学校があるならば、その客層を
奪う形になると思うのですが??(´・ω・`)

他のスキー場経営を語るのとは違う、孤島の2つのスキー場という特殊事例。
私、横溝正史の金田一耕助シリーズ、大好きです。
村社会独特の因習が、事件の遠因になります。
孤島とかが、事件の舞台になります。

リフト新設が巻き起こす惨劇……
「(搬)器違いじゃが、仕方ない」
(((;゚д゚)))金田一さんの出番か?!

な~~~んてね。(〃^ー^〃)
センスのない冗談でスミマセン、島民の方々。m(_ _)m

佐渡旅の記事によれば、佐渡は、島内至る所でダジャレに遭遇するダジャレ看板
アイランドだそうです。ドラマ『TRICK』を思い出します。(〃^ー^〃)
そんなホノボノした島を、『獄門島』や『悪霊島』と一緒にしたら駄目ですよね。

でもある意味、ダジャレ看板だらけと言うのも、(((;゚д゚)))怖いかも……

さて、平スキー場、如何でしょう。
標高差約?m、総滑走距離約750m、コース面積約?haです。

旅館番頭の佐渡観光情報の記事に驚きました。Σ( ̄□ ̄;)
アクセス路は自衛隊管理道路で、道路脇設置専用電話から連絡して通行許可を
都度得るのだとか……
道路の幅員が狭く、対向車とスレ違えないとか……
自衛隊基地なら大型車の出入りもあるだろうに……
国防施設への道路の幅なんて、国の予算で拡張したら?!m9( ゚д゚)

駐車場からゲレンデ迄の徒歩が辛いとのこと。
Google Earthで観察すると、もっとゲレンデ近くに駐車場作る場所がある
ようにも見えるんですが??(´・ω・`)

で、歩いて着くのは、ゲレンデ最上部?!
Happy go Lucky guy Ⅱの記事に驚きました。Σ( ̄□ ̄;)

スキー場ベースがゲレンデ上部になる、藤棚型のスキー場かと思いきや……
さにあらず!!
ベースを構成するレンタル、スキー学校、休憩所の建物は無い!!
建物施設はゲレンデ下部にあるのです。

自分のスキー板を持ってれば、まぁ、問題無いですよ。
滑り降りれば良い。
でも、レンタルの人は、先ずゲレンデを歩いて降りる!!
レンタルするのは、大概初心者。
初心者が雪面下りを歩くのって、かなり危険ですよ。
今までハンガーリフトだったので、レンタル派は帰りも徒歩の筈。
滑走後で疲れてるのに、1日の最後に上り徒歩は、辛いですよ。
滑走者と歩行者という、スピード差有り過ぎの両者の混在も危険!!
そもそも、ゲレンデ上で徒歩を許したら、雪面が荒れる!!
荒れたゲレンデは滑走者も危険!!

何でこんなゲレンデ設計にしたの????責任者は何処か?!m9( ゚д゚)
休憩所を兼ねる管理棟を新たに建設するそうですが、何処に建てるか
よ~~~く考えてね!!(〃^ー^〃)

まぁ、無責任に色々疑問を呈しましたが、島内初のチェアリフトの新設自体は
素晴らしい!!ヽ( =´▽`=)ノ

島民の皆さんの喜びが大きいこと、まるっとお見通しだ!!m9( ゚д゚)
地元に愛され、島内2つのスキー場が共に栄えるよう、祈ります!!


追伸
(〃^ー^〃)当ブログ記事にコメントいただき、ありがとうございます。
コメントいただいてたのに気付かず、長らく放置してしまいました……
スミマセン、おじじさん。m(_ _)m
読み違いの同名(?)スキー場があるとは、ノーチェックでした。 ┓(;´_`)┏
おじじさん、ご自身のブログを凄い頻度で更新なさってますが、スキー場の
実際の訪問も幅広く多そうですね。ヽ( =´▽`=)ノ
ブログで書くエピソードも多そうで、うらやましい!!(〃^ー^〃)

全景:平スキー場

拡大 斜面 公式 天気

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】