2013年7月31日水曜日

松花湖スキーリゾート・中華人民共和国吉林省

今回取り上げるスキー場は、松花湖スキーリゾートです。
中華人民共和国吉林省に位置します。
オーナーは吉林省松花湖国際リゾート区開発有限公司です。
親会社は万科企業股份有限公司です。中国不動産開発の大手企業です。

中国最高級のスキーリゾートを目指して現在開発中とのことです。
商業施設、ゴルフ場、ホテル、別荘も併設します。
2014年12月に開業し、スキー場だけで初年度6~8万人の来場を目指します。

ゲレンデは初級者が標高935mの山頂から滑走できるコース設計です。
初心者が長距離滑走出来るコースは中国では珍しいそうです。
その一方、国際大会公認コースとしての認定取得できるコースもあります。

コース数33なので、バリエーション豊富と言えると思います。
初級者から上級者まで、満足出来るスキー場のようです。
一度訪問してみたいものですね。

さて、松花湖スキーリゾート、如何でしょう。
スキー場は全長約29km、最長滑走距離約4km、標高差約587m、面積約173haです。

(株)プリンスホテルの連結子会社である吉林西武リゾートコンサルティング有限公司が
ホテル・スキー場の運営業務委託契約を、2013年7月24日に締結しました。
この中国現地法人・吉林西武が集客ノウハウを投入するわけですね。

更にプリンス・ブランドを中国で浸透させて、日本の自社スキー場への誘客も目論んでいます。
壮大な計画ですね。両国民の友好感情の現状や原発事故の影響を考えるとこの経営的挑戦
は難しいとは思います。

ですが私の懸念は外れたようです。
2014年初の調査で、中国人富裕層の人気旅行先ランキングで日本がトップとなったそうです。
意外です。
プリンスの目論見、案外的を射てるのかもしれません。注目です。

西武系スキー場というと、ゴンドラ架線に拘り過ぎたという印象があります。
スキー外して搭乗するのが面倒な、私の単なる好みなんですけどね。
このスキー場の設計に、プリンスがどれだけ関与したか不明なんですけど索道配置にも
興味がわきます。

全景:松花湖スキーリゾート

拡大 斜面 公式

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