2013年11月7日木曜日

国境高原スノーパーク・日本国滋賀県

今回取り上げるスキー場は、日本国滋賀県の国境高原スノーパークです。
オーナーは(株)マックアースです。

当スキー場のゆるキャラ「クニ男」が、宣伝に活躍してるようです。
同じ滋賀県の「ひこにゃん」の成功を間近で見てるだけに、宣伝活動における
ゆるキャラの活用には、力を入れてそうです。
クニ男、結構かわいいと思います。
ファミリー向けスキー場という感じで、ほのぼのしてて良いですね。

中級以上の滑走技術がある人が、たっぷり滑走感を味わうことを期待すると
小さなスキー場ですので、不満に感じるでしょう。

さて、国境高原スノーパーク、如何でしょう。
最長滑走距離約1.5km、標高差約208m、コース面積約8haです。

このスキー場の真ん中に滋賀県と福井県の県境が引かれています。
管轄保健所も管轄陸運局も別々なので、公的許認可を得る手続きが二重に
必要だそうです。なんとも非効率非合理で、経営側はたまったもんじゃない
でしょうね。

ところで経営側と言えば・・・・・・
マックアースグループは、2013年10月1日付で組織を再編したそうです。
持株会社のマックアースホールディングスの子会社が従来のマックアース。
従来のマックアースは、各地のリゾート運営子会社の統括、発祥地ハチ高原
でのホテル運営、外食事業、の3事業を同時に行っていました。

今回、リゾート運営子会社のひとつ滋賀県本社の(株)マックアースリゾートが
従来のマックアースのホテル事業を吸収し、兄弟関係にあった各地のリゾート
運営会社を改めて子会社とし、会社名をマックアースに改名しました。

従来のマックアースは会社名をマックアースフーズに改名し、外食事業に専念
するとのこと。

新生マックアースとマックアースフーズは、マックアースホールディングスを
主要株主とする兄弟関係会社という訳です。

リゾート運営(ホテル事業も含む)に特化した新生マックアースの社名は
マックアースリゾートのままの方が分かりやすくて良かったと、私は個人的に
思いますが、社長さん、社員さんの社名に対する愛着もあるでしょうし、まぁ
大きなお世話の感想ですね。

従来のマックアースが国境スキー場を取得したのは、2008年1月でした。
マックアースがスキーリゾート運営事業に踏み出すキッカケとなったのは
まさに、このスキー場取得だったという訳です。

スキー場経営の創業地という思いを込めて、新生マックアースの本社地と
定めたのですかね。

・・・・・・以上のように私は理解してるのですが、マックアースグループの
ホームページ上では、本社は兵庫県養父市と表記されてます。
滋賀県高島市はあくまで西日本本社との説明です。
別に、長野県上水内郡に東日本本社があるとも説明されています。

う~ん、どうゆうことかよく分かりません?
そもそも西日本、東日本の範囲の定義も不明です。
あっちこっちの地域の面子を立てた配慮なのでしょうか?

最近の新聞報道記事では、マックアースの本社は滋賀県高島市と書いてたと
記憶してるのですが?
社長は精力的に各地を駆け回ってるようですし、実質あまり「本社」に意味は
無いのかもしれませんね。

何れにせよ事業展開次第で、本社地の移転は今後もあるかもしれませんね。
まぁ、これも大きなお世話の邪推ですね。

年末年始(2013年12月28日~2014年1月5日)の利用者数は、大幅に増えたよう
です。マックアースが関西で運営する、国境高原スノーパークなど6スキー場は
前年同期比4割増だと、日経新聞が報じています。


さて、追記します。
2015年7月放送の「滋賀経済NOW」というテレビ番組で、社長が国境について語っています。
曰く、「ゲレンデの接続性の改善とキッズエリアの整備等、国境にかなり資金投入した」と。
同番組で社長は、「宣伝広告を重視している」とも語っています。
結果、国境高原スノーパーク取得後7年で、売上高が2倍になったそうです。
規模も場所も不利なこのスキー場を再生した手腕は、高く評価されるべきですよね。


追伸
(〃^ー^〃)当ブログ記事にコメントいただき、ありがとうございます。

全景:国境高原スノーパーク

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