2015年1月11日日曜日

スキー場休廃業・日本国

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る
  山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

今回取り上げるのは、日本の休廃業しているスキー場です。
日本国内にかつて存在したスキー場を紹介します。

季節商売で天候の影響が極めて大きく、人口集積地から遠いスキー場経営は実に難しく
経営破綻の例が後を絶ちません。多くの休廃業の例は、赤字続きで負債に耐えかねる迄
追い詰められた末の経営破綻のようです。

但し、休廃業と言っても、収益化が見込めず自主的に営業を停止する場合もあります。
自主廃業を早期に決断できれば、それはそれで経営者としては優秀とも言えます。
損切りって難しいですものね。
サンクコストに囚われますから。

全景:東日本の休廃業スキー場

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全景:中日本の休廃業スキー場

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全景:西日本の休廃業スキー場

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 (2015-16季、京都広河原スキー場は営業してました。お詫びして、訂正いたします。)

たとえ一旦休廃業しても、後に索道の営業を再開したり、ヘリコプターや雪上車によって
営業をする例も見受けられます。希望が湧きますね。

休廃業スキー場の中には、地元有志によって整備され子供の練習場所になっていたり
一部のバックカントリー愛好者の格好の斜面になっていたりする例も有るようです。

その場合、スキー場としての命脈を保っているとも言える訳で、休廃業していても
「生きている」と言えると思います。

当ブログの別記事、スキー場営業とも関係するのですが、営業と休廃業の分類は意外に
難しいのです。

一応、一般客向けの営業を止めても、地元民や競技者など特定の人々に継続的に利用
されているスキー場は、「営業」として紹介しようと思います。
但し、たとえ利用されている例があっても、それが継続的で無く、散発的であれば
「休廃業」として紹介しようと思います。

何にせよ、どうか『追憶のゲレンデ』が、これ以上増えませんように。


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